最も大金が動くと言われるテーブルゲームのバカラ。
カジノでも定番で人気のあるバカラについて、ここでは基本的なルールとゲームの流れについて解説します。
バカラの基本ルール
バカラはテーブルに置かれた「バンカー(胴元役)」と「プレイヤー(客役)」のどちらが勝つかを予想するゲームです。
バカラのルールは至ってシンプルで、2枚または3枚のカードを足した数の下一桁が「9」に近いほうを予想するゲームです。
●バンカーが勝つ:配当1.95倍
●プレイヤーが勝つ:配当2倍
●引き分け:配当8倍
基本的にこの3つしか賭ける方法はありませんので非常にわかりやすいゲームです。
ただし、バンカーが勝った場合は、運営者側の利益分として5%の手数料をつけているため、配当が低くなることを覚えておきましょう。
勝率と配当については、こちらの記事で詳しくまとめています。
詳しく解説しています!バカラの勝率と配当を徹底解説!期待値はどれくらい?
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カードの数え方
バカラではジョーカーを除く1組52枚(=これを1デッキという)のトランプが使用されます。
足した数が9以下になるように、通常の数え方とは異なります。
■A~9までは数字通りにカウントする
■10と絵柄(J・Q・K)は全て「0」とカウントする
このように10以上の数はどのカードが出ても「0」と覚えればよいのでわかりやすいと思います。
ゲームの流れ
バカラでは最初にバンカー・プレイヤー・タイ(引き分け)のいずれかに賭けます。
そこからゲームスタートで、ディーラーがバンカーとプレイヤーそれぞれに2枚ずつトランプカードを配り、合計の一桁の数字が9に近い方が勝ちとなります。
※バカラではAは「1」、10+絵柄(ジャック、クイーン、キング)のカード、合計で10以上は0として数えられます。
この2枚ずつのカードで勝敗が決する条件は以下のようになります。
●どちらかの合計点が「8」または「9」の場合:「9」の方が勝ち
●どちらかが「6」又は「7」の場合:「7」の方が勝ち
●両方とも「6」又は「7」の場合:引き分け
上記以外の条件の場合は3枚目のカードが配られますが、プレイヤーには無条件で配られ、バンカーはプレイヤーのカードによって3枚目を引くか、引かないままかが決定します。
どちらか(または両方)が3枚目の時点で引き分けとなり、プレイヤーまたはバンカーのどちらかに賭けていた場合は賭けた分がそのまま戻されるというのがバカラの基本ルールです。
これを基本にバカラには様々な種類がありますが、代表的な6種類のゲームとルールについては、こちらの記事で紹介しています。
詳しく解説しています!カジノのバカラ 6種類のゲームとルールの違い
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3枚目のカードが配られる条件
このようにバカラでは2枚のカードで勝敗をつけるのが基本ですが、2枚のカードの合計によって3枚目が配られる場合もあります。
理由は勝率に差をつけているからですが、3枚目が配られる条件についてカードの合計値で次に取るアクションをまとめるとこのようになります。
■プレイヤー側
カードの合計 | アクション |
---|---|
0~5 | 3枚目を引く |
6、7 | スタンド(引かない) |
8、9 | スタンド(引かない) |
■バンカー側
カードの合計 | アクション | 条件 |
---|---|---|
0~2 | 3枚目を引く | - |
3 | 3枚目を引く | プレイヤーの3枚目のカードが0~9の場合 |
4 | 3枚目を引く | プレイヤーの3枚目のカードが2~7の場合 |
5 | 3枚目を引く | プレイヤーの3枚目のカードが4~7の場合 |
6 | 3枚目を引く | プレイヤーの3枚目のカードが6か7の場合 |
7 | スタンド(引かない) | - |
8・9 | スタンド(引かない) |
このようにバンカー側はプレイヤー側が3枚目を引くかどうか、引いた場合はその数でアクションが変わってきます。
カジノのバカラには必勝法がある?
ここまでのバカラの基本ルールを理解するとわかってくると思いますが、
配当:引き分け>バンカー>プレイヤー
勝率:引き分け 9.53%<バンカー 45.85%<バンカー 44.62%
このようにバカラは正直なところ運次第のゲーム。
そのため大きく勝つことも可能ではありますが、裏技的な必勝法は存在しません。
ただし、トランプ数(デッキ数)が台ごとに決まっているため勝敗の流れが発生します。
この流れの見極めさえできれば、勝ち負けおよび引き分けの予想をある程度立てることが可能です。
■バカラの攻略法はこちら 続きを見る
より詳しく!バカラの攻略法・必勝法のまとめ!賭け方・勝つコツ