ブラックジャックの必勝法で「カウンティング」という手法があります。
正式には「カードカウンティング」という名称でカジノ泣かせの熟練技と言われていますが、果たしてどういった戦術なのか。そして、実践で使える攻略法なのでしょうか。
ここでは、ブラックジャックのカウンティングのやり方とカジノでの使用有無について解説します。
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ブラックジャックのカウンティングとは
ブラックジャックでは、絵札を合わせた10の数字が最も多く、プレイヤーが勝つためには手札として欲しいカードになります。
一方ディーラーからすれば、17以上になるまで強制的に引かなければならないルールのため、3枚目以降にバーストしやすいことから、10と絵札はできるだけ引きたくないカードになります。
この「10」という数字を予測するという点では、ブラックジャックの基本戦術とされるベーシックストラテジーとカウンティングの考え方自体は同じです。
しかし、ベーシックストラテジーはディーラーのアップカードから、それを判断するのに対し、
カウンティングとは場に出たカードから、まだ場に出ていないシューの中にある残りのカードを予測するという、より高度な判断力を要する戦術です。
ブラックジャックのカウンティングのやり方
場に出たカードを覚えることができれば、まだ出ていないシューの中の札を予測することは可能です。
しかしながら、1対1ならまだしもプレイヤーが複数いるランドカジノの場合には、全てのカードを丸暗記するなんて、それこそ至難の業です。
そのため、カウンティングという手法は、場に出てくるカードをグルーピングして点数をつけ、その点数を合計していくという手法になります。
具体的なカウント方法は以下の図のようになります。
このルールに基づいて、ディーラー、自分、他のプレイヤー全てに対して場に出たカードを確認して点数を合計し、合計の数値が+、かつ点数が高いほど、シューの中は「10」が残っている可能性が高くなります。
ブラックジャックのカウンティングはリアルカジノでは禁止されている?
通常、ベーシックストラテジー通りの戦略が取れた場合には、勝率の期待値は99.4%と言われています。
これがカウンティングが使いこなせるようになると、勝率101~102%になりますから、文字通り必勝法と言えるでしょう。
しかし、この手法をカジノ側が許してしまえば、運営上不利益になりますので、カウンティングをしていることがわかれば、シャッフルを増やしたり、デッキ数を多くして複雑にしたりと対策されます。
また、カウンティングをしていることが完全にバレればテーブルから退席させられるか、繰り返し行うようなプレイヤーは、そのカジノから出禁になることもあります。
つまり、必勝法でありながら諸刃の戦術とも言えるのがカウンティングです。
このカウンティングについては、「ラスベガスをぶっつぶせ」や「レインマン」といったアメリカ映画でも題材に取り扱われるほどです。
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