本場カジノでは、スプリットとともに、一般的なアクションとされているダブルダウン。
ここではダブルダウンについて、やり方と使うタイミングについて紹介します。
ブラックジャックの基本ルールと賭け方の記事はこちら
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カジノのブラックジャック【基本ルールと賭け方】
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ブラックジャックのダブルダウンとは
ダブルダウンとは、最初の2枚のカードを見て、勝てる可能性が高い時に最初のベット額の2倍にして、もう1枚カードを引く特別アクションになります。
ただし、1度ダブルダウンをしてしまうと、それ以上はヒットすることが出来ず、3枚のカードでディーラーと勝負することになります。
カジノによっては、
- 9、10、Jの場合のみダブルダウンが可能
- スプリットの後にダブルダウンが可能or不可能
- ダブルダウンした後、結果ディーラーがナチュラル21で負けた場合に、追加ベット分も没収されるかどうか
このように、同じダブルダウンでも採用されているルールが細かく異なっているので、予め確認しておく必要のあるアクションです。
ブラックジャックのダブルダウンのやり方
ダブルダウンのやり方は、2枚のカードが配られた後、最初のアクションをする際に、最初のベット額の横に同額のチップを置きます。
本場カジノでは、この際に「ダブルダウン」とディーラーに宣言しながら、追加したチップを人差し指で指すジェスチャーが基本となっています。
アプリゲーム等では、ダブルダウンのボタンが用意されているので、そちらをタップすると自動でチップが追加されるようになっています。
ダブルダウンした後に3枚目が配られた後は強制的にスタンドとなり、この3枚で勝負することになります。
ダブルダウンを使うタイミング
ダブルダウンは3枚目で勝負が決定するため、最初の2枚を見て、自分がバストする可能性がない場合にのみ使用するのが大前提です。
それを踏まえて、具体的にどのタイミングで使うべきなのかを見ていきましょう。
手札にA(エースがある場合)
ブラックジャックでは、A(エース)は「1」か「11」のいずれかを選択できます。
仮に手札が「Aと10」で3枚目が「10、J、Q、K」だとしても、Aを1と数えれば合計21になるので、絶対にバストすることはありません。
そのため、自信を持ってダブルダウンを使えるタイミングは、手札にAが出てきた時と言えるでしょう。
ただし、最終目的はバストしないことではなく、ディーラーに勝つことなので、同時にディーラーのアップカードの数によってダブルダウンを使用するか判断しなくてはなりません。
ディーラーは強制的に17以上になるまでカードを引かなければいけないルールがありますので、確率的に考えて、以下を基準にダブルダウンするか判断しましょう。
- 3~6の場合:ダブルダウン
- A(エース)又は10・絵札の場合:ダブルダウンしない
2枚の合計が9~11の場合
ダブルダウンを使う、もう1つのタイミングは、手札の2枚の合計が9~11だった場合。(Aはないものとして考えます)
この場合、次に10・絵札を引く確率は30%になるので、勝てる確率は高くなります。
ただし、ここでもディーラーのアップカードによってダブルダウンするべきか判断が必要です。
判断基準を整理すると以下のようになります。
- 手札の合計が9~11でアップカードが6以下の場合:ダブルダウン
- 手札の合計が9の場合:3~6ならダブルダウン
- 手札の合計が10の場合:2~9ならダブルダウン
- 手札の合計が11の場合:2~10・絵札ならダブルダウン
このように手札の合計の数とディーラーのアップカードを見て、ダブルダウンするべきか判断しましょう。

スプリット、サレンダー、インシュランスなど、他のアクションについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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