ランドカジノで世界中で根強いファンが多いカジノゲーム、ブラックジャック。
戦略次第では稼ぎやすいも言われているブラックジャックですが、果たしてその勝率と期待値はどの程度なのか、ここで詳しく解説していきます。
ブラックジャックの基本ルールと賭け方の記事はこちら
カジノのブラックジャック【基本ルールと賭け方】
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勝率と期待値の違いについて
まず大前提として、「勝率」と「期待値」の違いは何なのか。ここから説明していきましょう。
勝率とは
勝率とは、ゲームの回数に対して勝利する確率のこと。計算式で表すと次のようになります。
勝率の計算式
勝率=負けた回数 ÷ 勝った回数 × 100%
ブラックジャックではディーラーに勝つか負けるかの2択なので、理論上は勝率は50%になります。(ただし確率としてちょうど1/2とはならないため、厳密には約47%と言われています)
期待値とは
一方、期待値とは賭けた金額に対して、どのくらい利益としてリターンが見込めるかを示す値となります。
期待値は下記の計算式で求めることができます。
期待値の計算式
期待値= 平均利益 × 勝率 - 平均損失 × 敗率
勝率よりも期待値の高さが大切!
ここで重要なのが、ブラックジャックだけでなく全てのギャンブルにおいて大事なのは、かつ回数ではなく、いかに多くの利益を得るかということです。
言い換えると、勝率が高いからと言って必ずしも最終的な利益が高いとは限らないということです。
例えば、こちらをご覧ください。
項目 | 勝率が高いゲーム | 期待値が高いゲーム |
ゲーム数 | 10 | 10 |
平均利益 | 20000 | 300000 |
勝率 | 70% | 30% |
平均損失 | 15000 | 70000 |
敗率 | 30% | 70% |
期待値 | 9500 | 41000 |
分かりやすく極端な比較にしてみましたが、このようにいくら勝率が高くても、期待値が高くなければ得られる利益は少ないということになります。
ブラックジャックの期待値とは
勝率と期待値の違いが分かったところで、ブラックジャックにおける期待値はどれくらいと言われているのでしょうか。
この期待値を分解すると、還元率と控除率に分けることができます。
簡単に言うと、還元率は賭け金に対してどれだけのリターンがあるのか、控除率は運営側のカジノにどのくらいの利益が出るかを示す割合なので、期待値を考える時は還元率の高さを見て判断します。
運営側としては運営維持のために、通常還元率を100%を超えるゲームを扱うことはありませんが、
ブラックジャックの還元率だけは、カジノゲームの中で唯一、100%を超えると言われています。
具体的には、ブラックジャックの鉄板戦略と言われる「ベーシックストラテジー」を使いこなすことで、最大還元率102%になります。
ベーシックストラテジーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
詳しく解説しています!ブラックジャックのベーシックストラテジー 鉄板攻略法と覚え方のコツ
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