一発逆転のカジノ手法として知られるグランマーチンゲール法。
「グラン=壮大な、荘厳な」という意味の通り、負けた分を回収し、さらに大きな利益を乗せて取り返すことができるテクニックになります。
特に連敗時に大きな効果を発揮する戦術になりますが、果たして効果はどの程度あるのか。
ここではそんなグランマーチンゲール法について、シミュレーションをしながら、解説していきます。
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グランマーチンゲール法のやり方
グランマーチンゲール法には条件が2つあります。
1.配当が2倍になるゲームのみ
2.勝率が1/2の確率になる種類のゲーム
つまり、グランマーチンゲール法はルーレット、バカラ、ブラックジャックといったテーブルゲーム以外ではのみ使えるテクニックになります。
グランマーチンゲール法のやり方は、
①負けた時にベット額を2倍+1ドルにして賭ける
②勝った時に最初のベット額に戻す(=リセットする)
連敗するほど、次に勝った時に利益として戻ってくる額が大きくなるのが、グランマーチンゲール法の特徴です。
グランマーチンゲール法のシミュレーション
では、グランマーチンゲール法を使うと、どのような収益曲線を描くのか。
この辺りを可視化できるように、10回賭けた時を想定して、
・勝ちと負けが交互に続いた場合
・連敗が2回あった場合
・9連敗の後、10回目でようやく勝てた場合
この3種類でシミュレーションをして、グランマーチンゲール法のメリット・デメリットを見ていきましょう。
勝ちと負けが交互に続いた場合
グランマーチンゲール法で勝ち負けを繰り返す場合はマイナスにはならないが、大きな利益にもならないことがわかります。
このことから連敗しないとメリットはない戦術であることがよくわかります。
10回のうち連敗が2回あった場合
4回目と9回目だけ勝って後は負けてしまった場合を見ると、交互に勝つよりも大きな利益が残ることが分かると思います。
ただし、4連敗以上すると一時的にマイナスになり、賭ける金額も大きくなってくるため、資金がある程度ないとゲームオーバーの可能性も出てきます。
10回目でようやく勝てた場合
極端な例ですが、10回目でようやく勝てた場合、ご覧の通り勝った時のリターンはとてつもなく大きいことがわかります。
ただ、ご覧の通り賭ける金額が倍+αで増えていくので、自分が連敗にどこまで耐えられるかといった見極めが大事になってきます。
グランマーチンゲール法は使える戦術?
個人的にグランマーチンゲール法は、使い方次第ではリスクを押さえながら攻めることができる戦術だと感じています。
ただ負け続けた時のリスクを考えると、やはり資金に余裕がないと満を持して使えるとは言い難いのが現実的です。
それに加えて、賭けられるベット額もゲームによって上限(=ベットリミット)が決まっているため、グランマーチンゲール法を発動するタイミングや止め時を間違えると、大きなマイナスだけが残るリスクもあります。
そのため、「50ドル以上になったらグランマーチンゲール法を使わない」「5連敗したらゲームを終了させる。」といったルールを決めて使うことをおすすめします。